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七十路の閑中日記(1・2)セット

1,000円

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■著者 井口民樹 ■発行 2010年3月 ■判型 文庫判 「七十路(なそじ)」作家が一喜一憂しつつ拓く“朗境”を綴った「忙中閑有り」ならぬ「閑中忙有り」記 七十代になっても、悠悠閑閑(ゆうゆうかんかん)の時はなかなかやってこない。慌ただしい週刊誌ライターからは卒業したつもりでいても、「忙中閑有り」ならぬ「閑中忙有り」の日々にあって、達観とは程遠い小さな一喜一憂に、いつまでも追われそうである。(著者のことば) ※本書は、2008年2月号~2009年1月号に掲載されたものを再構成して文庫化したものです。 【1巻目次】 刺し身で歯を折る/外猫を部屋で看取る/遠州での「一期一会」/オレオレ詐欺を疑ってみた/マイカーと訣別する/駒場から歩いて「過去」に至る/受賞の友に品位を見た/墓参りで振り返ったこと/「自死思想」に反発する/朝採りトウキビを「縦に」持ち帰る/無知からきたパソコン・パニック/ウォッカの名レース、オバマの名演説 【2巻目次】 毎日が「非常時」だった少年期/ゴウちゃん、福ねこになァれ/人間、死んでもゴミじゃない/健忘症と認知症の間で/東京ドームで金本の3発を見た/「守秘義務」に耐えられるか?/「海水バフンウニ」と「タラバ内子」/タカラジェンヌと逢って眼鏡を落とす/戦争について考えること/「追えば逃げる」トラを追い/寝たきりの友に軌跡が起きた/たばこやめます、トラスト・ミー!/ロカビリー 【著者プロフィール】 井口民樹(いぐち・たみき) ノンフィクション作家。1934年12月大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。産経新聞社を退社し、フリーライターとして活躍。著書に「愚徹のひと丸山千里」ほか。現在、週刊新潮「黒い報告書」執筆中。日本文芸家協会会員。千葉県浦安市在住。

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